ドロップアウトした偏差値エリートは幸せになれるのか?

大阪大学・大学院を卒業後、大手機械メーカーに就職するもメンタル不調を発症し2年でニートに。その後紆余曲折を経て現在に至る。 子どもの頃から賢い賢いと褒められて育って肥大化した自尊心と裏腹に、立身出世は絶望的という現実。正直、生きづらい。 そんな奴がこれから人並みに幸せになるにはどうするか考え、実践していく試みです。

Category: 自己紹介

今年の3月から就職活動を始めたわけですが、やはり困難を極めました。

技術職は絶対に無理ですし、前職は契約社員、職歴ブランクは約1年。

実質職歴ゼロの30代と言っていいでしょう。

正直、僕が採用担当ならこんな奴は採用しません(笑)

実際、未経験で受けられる会社はかなり少なく、辛うじて応募していた教育系企業や私立大学職員に応募しましたがことごとく玉砕。

そりゃあそうだよなと思いつつ、一生就職できなかったらどうするんだろうと考え、

生活保護の本とか読んでましたね。

最後はセーフティーネットですから、はい。

そんな中でも現状を打開する策を練り続け、一つの案が浮かびました。

「難関資格でも取るか」

安直な考えでしたが、やはり自分が最も輝くのはペーパーテスト。

難しい資格を取り、それを活かして働くことができたとしたら、人生逆転とは行かないまでも多少は自尊心を回復することができると思ったのです。

それで色々資格を調べたところ、

社会保険労務士が良いのではないかという結論に達しました。

難易度は高いですが税理士や公認会計士よりは短期間で取得ができ、取得する年齢層は30歳以降が大半というところが魅力でした。

そして、勉強しながら社会保険労務士の事務所に雇ってもらえたら、実務も学べて一石二鳥だと思い、ハローワークで求人を調べてみたところ、

結構、あるんですね。しかも未経験可で。

もうこれで行くしかない!と思い、何社か応募した結果・・・

なんと内定をもらいました。今年の7月のことです。

というわけで、現在僕は資格勉強をしながら、とある社会保険労務士事務所で働いております。

正直給料は激安ですし、社会の底辺に近いところにいるのは間違いありません。

同級生たちと比較すると死にたくなります。

今の時点では生きづらくてしゃーないです。

しかし、だからこそ。

この状況を策を凝らして克服してある程度の幸せを感じられるようになるとしたら。

多くの人、特に僕と同じようにエリートコースから落ちたしまった人たちに希望を与えられるんじゃないかと思うのです。

長々と失礼しました。

ここまで僕の昔話にお付き合いいただき、ありがとうございます。

ストレスケアセンターを退院し、心療内科のリワークプログラムに参加することとなったわけですが、それはなんなのかと言うと、

鬱病などで休職・退職した人で復職を目指す人を対象にした、職場復帰支援専門のプログラムです。

認知行動療法を中心としたグループワークを通じて復職・再就職に備え、再発を予防します。

(認知行動療法はこんな感じです。↓)

https://www.ncnp.go.jp/cbt/guidance/about

結局1年ちょっとくらい通いましたかね。

多くの人と協力したり、議論したりしながら色んな心理療法を学びました。

学校みたいな感じでしたね。

年齢も経歴も病気になった理由もバラバラの人たちが集まってて、なかなか面白かったです。

仲良くなった人も結構いますしね。

そしてこのプログラムに通いながら、精神科医の先生とも面談を週一でするわけですが、

今年の3月頃、「だいぶ回復してきたから就職活動していいよ」と許可をもらい、

(本音ではしたくねーけどw)
就職活動を始めることとなりました。

メンタル問題で入院というと、鉄格子に囲まれた廃墟のような精神病院で、他の患者もヤベー人ばかりで・・・というのを想像してましたが、そんなことはありませんでした。

実際に僕が入院したのはストレスケアセンターというところで、綺麗な建物で他の患者の人もパッと見フツーの人ばかりでしたね。

入院した当初はこの世の終わりのような気分で、例によって1ヶ月近くは寝たきりで過ごしていましたが、途中からは回復してきて、他の患者の人と話したり、ストレッチとかのプログラムに参加するようになりました。

色んな人がいましたね。

勿論鬱病の人もいれば、アルコール依存症の人も。話してみればホント、フツーのおっちゃんおばちゃんなんですが。

色んな悩みを持つ人がいるんだなと勉強になりました。

そして、毎週1回精神科医の先生と数十分話をするんですが、何回か話をしていく中で、

どうも僕は鬱病というよりは双極性障害なんじゃないか、という話になりました。

双極性障害というのは気分が高揚する躁状態と気分が落ち込む鬱状態が繰り返される精神疾患で、鬱病とは似てるけど違うものらしいです。

落ち込んでる時は鬱病そのものですが、ふと気分がよくなると自信満々になったり、考えが次々と浮かんだりするとのことで、これは大いに心当たりがありました。

思えば高校の頃からずーっとそんな感じですからね、僕。

この世の終わりくらい落ち込んだかと思いきや、突拍子もない目標を立てて突っ走ったりする。

ですから、この双極性障害じゃないかというのは説得力がありましたね。

実際のところは鬱病との明確な線引きは難しいらしいですが。

それで服用する薬も代わり、カウンセリングも受けながら徐々に落ち着きを取り戻し、なんとか3ヶ月で退院することとなりました。

とは言え、まだ再就職するにはハードルが高いということで、心療内科のリワークプログラムというものに参加することとなります。

「なんやねんそれは」って感じだと思いますが、それはまた次回に。

鬱状態になって会社を辞めたはずが、

鬱状態で再就職するという意味不明な状況。

こんな状態で精神状態が回復するはずもありません。

大学事務の仕事自体はそれほど嫌ではなかったのですが、自分で勝手に選んだとは言ってもなんと言っても超薄給の契約社員。

子どもの頃から優等生扱いを受け、進学校、難関大学に進み、一流企業に在籍していた僕の自尊心はズタズタでした。

毎日毎日が惨めで仕方がなく、四六時中過去の失敗を悔やみ、未来への不安に恐怖し、回復するどころかどんどん精神状態がおかしくなって行きます。

表情は完全に死に、食事も喉を通らず、夜が来ると次の日が来るのが怖くて震える。

不意に涙が出る。

こんな情けない毎日。

それでも無理矢理仕事には行きました。

ここで辞めたらもう二度と社会復帰できないと確信していたからです。

ちなみに、この時期にLINE、Facebook、Instagram、Twitterのアカウントを全削除しましたね。

ありがたいことにLINEでは色んな友人から連絡がありました。

でもとても友人と会える状態ではなく、かと言って近況を伝えるのもしんどいので全く内容を読まず未読スルーをしてたんですが、それも罪の意識に苛まれる。

だったらもう消してしまえ、ということでした。

そしてFacebookやInstagramは、やっぱり楽しそうな投稿が多いわけじゃないですか。

「私事ですがどーたらこーたら」

みたいなね。

それを見るとやっぱりメンタルに来るんですよ。

自分と周りとの格差を思いっきり突きつけられるわけですから。

見なきゃいいんですが、ついつい怖いもの見たさでひらいてしまう・・・

だったら消してしまえ、ということでした。笑

さて。話を戻しまして、
仕事に行きながらも心療内科には継続して通っていたのですが、仕事に通い出して1年半くらいで精神科医にこう言われました。

「症状が重すぎる。通院だけではもうどうしようもない。入院した方がいい。」

そのとき僕は思いました。

「人生終わったな」

前の会社を辞めて鬱病診断を受けたとき、堕ちるとこまで堕ちたと思ったら、まだ下があるなんて・・・。

深い絶望を覚えました。

そして再び退職して2度目のニートとなった僕は、山奥での入院生活をスタートさせました。

そう言えば就職活動を始める直前くらいに、立て続けに友人の結婚式に参加しましたね。

正直参加できる精神状態じゃなかったんですが、全員仲の良い友人でしたし、一度参加すると言ったものを覆すのは嫌で無理矢理参加しました。


なんとか鬱状態を堪えて引きつった笑顔で乗り切ったつもりでしたが(バレてたかも分からんけど)、参加後は自分の状況との格差に落ち込みが止まりませんでしたね。

やっぱり人と比較する状況に身を置くと自分は不幸だと強く感じるものです。

FacebookやInstagramも同じ理由で不幸な人を増やしていると思います。

まあそれは置いといて。

無理矢理就職活動を始めたんですが、どこへ就職すればいいんやらという感じでしたね。

転職エージェントには特許事務所なんかを勧められて一瞬その気になりましたが、メーカー以上に技術的な素養を求められそうで断念しました。

それじゃあ前の会社を辞めた意味がないですから。

かといって他にこれといった求人はなく、ますます思い悩んでより頭がおかしくなる日々を過ごします。

そんなある日、求人広告をたまたま見かけたところ、実家から通える大学の事務職員を募集しており、そこの面接を取り付けました。


ただし、正社員ではなく契約社員でした。

それでももう判断力を失って意識が朦朧としてますから、雇ってくれるならもうなんでもいいみたいな気持ちになっており、ヤケクソで面接を受けたところ、なんと採用。

そこで働くこととなりました。

鬱状態のままで。

それにしても一流メーカーの技術職→大学の契約社員

こんなキャリアダウンは聞いたこともありません。笑

働き始める前から

「なんでこんなことになったのか・・・」

との気持ちを強く抱き、鬱屈とした精神状態のまま新たな職場に臨むこととなりました。

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